社会貢献でメシを食う。~だから、僕らはプロフェッショナルを目指す~
[目標]開発分野で誰も成し遂げたことのない変化を起こしたい
[現状]知識、能力、行動が不足している
[課題]登るべき山とルートが明確ではない
[目的]手段を学び、分野と立場を明確にする
<題名>
社会貢献でメシを食う。~だから、僕らはプロフェッショナルを目指す~
<著者>
米倉誠一郎(監修)、竹井善昭(著)
<発行>
2010年9月
<特徴>
<要点>
社会貢献にビジネスが必要な理由
- 「投資」(資源提供とリターン)のシビアな考え方が、持続的に大きな結果を生む
立場ごとの特徴
- 社会起業家:独創的なビジネスモデルと卓越した個々のスキルで課題を解決する。資金の集め方と、利益の配分の仕方にNGO/NPOと違いがある
- NGO/NPO:独創的なビジネスモデルと卓越した個々のスキルで課題を解決する。助成金や寄付金が資金源になることが多く、組織としてのファンドレイズ力やコミュニケーション力が重要
- プロボノ:卓越したスキルを持った個人が自らの専門性をNGO/NPOで発揮する。ボランティアの一種
- 民間企業:CSRに則った社会貢献を行う。時間軸で見ると、一時的な援助活動と、本業を用いた持続的な活動がある。
<学び>
- 「理想の世界」「理想の自分」を大きく具体的に膨らませる
- お金を作り、増やし、守るための知識が必要(Sales, Marketing,Management...etc)
- スキルセットとして、Business Professionalとしてのマインドと能力が求められる
- ニーズを的確に汲み取る能力が求められる
- 今高められるスキルを明確化・細分化し、身に着ける
- 知識→行動→学び
<感想>
若者向けにわかりやすく、ビジネスの手法を用いて、どの立場からどのように社会貢献ができるかが書かれている。。大まかな指針を決める上ではとても勉強になったため、次は「社会起業」に関して、NGO/NPOと比べたメリット•デメリットを勉強予定。頭でっかちにならないよう、「目に見えた行動」を起こす。